赤イカの卵

この時期、神津でとれる赤イカはメスが多いです。
サイズも春よりは全体的に小振りです。
しかし、サイズが小さいとはいえメスのイカだけにある物があります。
それは卵!
イカの卵は赤イカ入塩辛にも入っている重要な材料の一つ。
それを写真に撮ってみました。

黒いのは漏れたイカスミです。
最初は、イカスミのない白い写真を載せようかと思ったのですが、
画面が真っ白だとカメラに補正が掛かるのか、ぼんやりしていたのでこちらを載せてみます。
この中央の、やや黄みがかった白いのが赤イカの卵です。
体の中心を通っている甲(イカの骨みたいな奴です)にくるまれるように、卵巣が配置されています
流石に種族の生存にかかわる大事な部分とあってか、一番頑丈な部分に保護されているみたいですね。


上の写真は、イカのワタなどは省略してあるのでわかりやすい全体像は下の写真から。
イカのワタとか平気な方だけクリックしてください。

http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/marukin-tentyo/20090706/20090706173256.jpg

イカの卵は、単品で料理する場合は煮付けにしたり天ぷらにしたり等するのですが、
天ぷらは気をつけないと破裂するそうです。
もし調理する機会があったら気をつけてくださいね!