塩梅のお話

時が過ぎ去るのは早い物で、最近暑いなあとは思っているものの気がつけばもう8月です。
夏というのは当店のような生ものを取り扱う店舗にとってはなかなか困った時期で、
なんといっても食品の傷みが気になってしまうのです。

そんな中、こんな評価を頂きました。

おすすめ度 ★★★★★ はなぱんだ様 2008-07-30
2度目の注文です
とてもおいしくいただけました
季節柄かぜんかいよりちょっと塩がきつかったのが残念でしたが
おいしことにかわりはない、つまみにゴハンのお供にと1日1本のハイペースでなくなりあっというまになくなりました
近所に住む友人のもおすそ分けの約束をしていたのにかなわず・・・
つぎはさし上げる分とあわせて2世帯分注文します

おすすめ度 ★★★★☆ ひろりん様 2008-07-30
2度目の購入になります!
今回も美味しく頂いてますが、
前回の時よりも味が少し濃い目かな?と言う気が。
前回はTV放送直後で、自宅に届くまで時間がかなりかかりましたが、今回は終了限定販売を申し込んで数週間で届きました。
どっちが本来の丸金商店さんの塩辛の味なのかな?
それとも季節によってなどで、拘って
多少味付けを変えてる・・・とかあるのかな?
私としては、前回の味の方が好きだったな〜と言う印象です。


鋭い!しかもこれらの評価、連続で頂いた物でした。
指摘されたとおり、当店の塩辛、只今多少塩を増やしてあります。
理由は塩辛が傷みにくいように、腐敗防止の為です。
増やした量は30リットルの大きな樽に手のひら半分程度なのですが、
みなさん味覚が鋭いですね。
石野田とも、お客さん達は舌が肥えてるなぁ、という会話をしていました。


塩辛が長持ちしやすいように、との事での塩の増量なのですが、
なかなか塩梅が難しい物ですね。
ここで紹介した以外の皆様はどのように感じているのでしょうか?
気になるところです。


そして今気がついたのですが、塩梅というのは文字通り梅干しの塩加減の
事を指しているのですね。
彼らもやはり、塩が強すぎればしょっぱいし少ないと保たないし……
と悩んでこの言葉が生まれたのでしょうか。
なんとなく、昔の人の苦労を想像して共感をしてしまった一瞬でした。




追記:ちゃんと由来を調べたら、

塩梅の本来の読みは「えんばい」で、塩と梅酢を合わせた調味料を意味していた。

だそうで、別に梅干しのことではなかったようです。
ちょっといいお話に仕立てたつもりがどうしましょう!