獣医のいない島

昨晩、11:30からTBSの「ワンステップ!」と言う番組で神津島が取り上げられていました。
内容は獣医のいない神津島に二人の獣医が赴いて臨時病院を開くという物で、
先週の前編に引き続いての後編でした。


神津島は……というか多くの離島はそうなのでしょうが、まず人間用の医療施設からしてあまり充実していません。
診療所はあるのですが、大きい怪我などで手術の必要がある場合はヘリコプターで東京の病院へ移送することになります。


ペットの場合は、というと獣医がいないので大島や新島へと連れて行くことになるそうです。
同じ伊豆諸島内とはいえ、船で数時間かかる距離ですし、おまけに船は一日一便しかありませんので連れて行くのも大変です。


そんな神津島に獣医が来たとなればやはり需要も大きく、1週間か10日に114頭の動物が訪れたそうです。
(この辺りは見ていなかったので 
びびり具合と歩数計に相関関係はあるか? さんからの引用です)


神津島出生率は全国で3番目くらいに高いのですが、その分若者が本土へ行くことも多く、島に残った人間にとってはペットは重要な存在……と言うことが、この診療を受けた動物の数からも言えそうです。
ちなみに、石野田家でも猫を飼っています。可愛かったです。


私も主に世話をしているわけではないのですが、家で犬を飼っているために獣医がいないというのは不安なのだろうなと想像がつきます。
この辺りを解決するには人口が増えて、産業を振興させて……となっていくのでしょうが、なかなか難しそうな問題です。