食べ物2

前回に引き続いて神津島でいただいた食べ物についてつらつらと。

まずは、これ。岩海苔です。
普通海苔と言えば加工して食べることが多いので、このように海苔を炒めて
食べる、というのは初めての経験でした。
食べるときは少し注意が必要で、時々砂利が混じっていることがあります。
噛むとざりっとして嫌な気分なので、下で探り探り極力噛まないように食べます。
味はといえば、旨み成分をぎゅーーーーっと詰め込んだような、旨さの塊
とでも言いたくなるような味です。
グルタミン酸という奴が大量に入っているのでしょうか?成分はよく分かりませんが、
ただの海苔がこんなにも旨いというのは驚きでした。
この岩海苔、市場に出回ることは殆ど無いのだそうです。
値段の高低以前にそもそも本土では入手が難しいらしく、
食べようと思うと神津島に来る必要があるようです。


で、次はこれ。上がウツボの素揚げ。下が芋餅です。
ウツボは文字通り、ウツボを素揚げにしたものですが、味はウナギに近いです。
ちょっと骨は多く食べにくいですが、見た目気性に反してなかなかに上品な味です。
といっても、これは日常生活で食べるというような物でもないようです。
芋餅は、文字通り(こればっか)芋の餅。
サツマイモの自然な甘さが出ていて、おやつにちょうどいいです。
朝食などにしてもいいのではないでしょうか?芋羊羹などが好きな人でしたら、
きっとこれも好きになるとおもいます。


お次はこれ。サメジャーキー。
これも、普段食べるようなものではないのですが、珍しいので写真に
撮ってしまいました。味は、なんというか、赤味系の味?
いわゆる魚の干物系の味を想像すると、肩透かしを食らうかもしれません。
これは結構好みが分かれるかもしれないですね。



そしてこれは旅館のご飯!
あわびがこんなに丸のままで出てきたというのは初めての経験です!
テレビだと物凄い高級食材として扱われていますが、
神津では比較的安価に食べられるようです。
これも島ならではですね。
それにしてもこんな所でお目にかかろうとは思いませんでした。
どきどきのわくわくです。
それでは、肝心のお味のほうですが……


私、値段と物の味は比例しないのだということを改めて学習しました!
少年から大人へと一皮向けてしまった気分です。
大人の階段のーぼるー♪