リアルさるかに合戦

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090326_monkey_revenge/

タイで、猿の飼い主が猿に椰子の実をぶつけられて死亡という事件があったそうです。
何とも凄いニュースですね。
このニュースで一番凄いところは椰子の木が50mもあったと言うところです。
50mですよ!送電鉄塔ぐらいの高さですし、ビルで言えば15、6階でしょうか?
冗談みたいな高さです。
気になって少し調べてみたのですが、ヤシの木が育つ高さはせいぜい35mくらいまでしか確認できませんでした。
50mというのは50フィートを誤訳したんじゃないかと原文記事を見てみましたが、やっぱり50メートルでした。
あの細い幹で50mも聳え立っているのを想像すると、なんだかシュールな光景ですね。


この記事を見た瞬間連想したのはさるかに合戦でしたが、wikipediaによるとインドネシアに同様の話があってそれが起源ではないかという説があるそうです。
こういう事件があると、なんだか信憑性が増してきますね。
記事の場所はタイですが、インドネシアでも猿を操って椰子の実をとらせる習慣があるそうです。
ちなみに、インドネシアにはブタオ猿とカニクイ猿という猿がいて、ブタオ猿が椰子の実をとらせる猿、カニクイ猿が文字通りカニを食べる猿。
猿が椰子の実を落とす様子と蟹を食べる様子が合わさってさるかに合戦が生まれたのだろうか、等と妄想してしまいます。
私がオリジナルのさるかに合戦を想像するに……




さる「むしゃむしゃ、このココナッツ美味しいぞ」
かに「おーいさる君、僕にもココナッツを落としておくれよう!」
さる「え、なに?聞こえない(地上50m)」

             さるかに合戦
                完!!