ジンバブエの奇跡?

現在ジンバブエは経済が崩壊して、インフレがものすごいことになっています。
以前から注目していたのですが、今日いよいよとんでもないニュースがありました。


http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081111_zimbabwe/


こちらの記事によると、なんと現在1ドル=約2京ジンバブエドルだそうです。
これに二回のデノミ、おおざっぱに言うと桁が増えすぎてやばいので一度切り捨てますよー、という事ですが、これを加えると1ドル=22穣4101禾予(じょ)103垓9302京1000兆旧ジンバブエドルだそうでなんだかもう訳の分からない領域です。
1京だって滅多に見ないような数字なのに、その22兆倍ですよ。


以前、1ジンバブエドル一枚を0.1mmとしてひたすら積み上げていくと、木星の向こう側に到達する程ものすごい長さになると言う動画を見たことがあります。
そこで今の状況で計算してみると、どれくらいになるのか計算してみました。
恐ろしい数字が出ました。


24億9001万1226光年です。計算は間違ってるかもしれません。あまりに桁が大きすぎて。
これ、光の速度で24億年かかる距離です。
ちなみに、銀河系の直径が10万光年。
アンドロメダ銀河まで200万光年。
肉眼で見えるのはせいぜい250万光年。
目に見えない天体は星座などとして一般に知られることがあまりありません。
よってもう何を比較に出していいのやらも分からない距離です。
尚宇宙のはじっこまでの距離は470億光年だそうです。
流石に宇宙を超えることはなかった。よかったよかった。


以前は記念に1ドル分のジンバブエ札が欲しいな、等と思っていたのですが、こうなると流石にもう欲しいとは思えません。お札の海でおぼれてしまいます。金貨の海で泳ぐのは一度やってみたいのですが。
ジンバブエ、これからも目が離せない国です。